10月24日 8:30ポルツェ(3840m)→14:00チョマレ(4000m)着
《三浦豪太さん遠征日記より》
昨日の夜は熱で大変な夜をすごした
トイレに行くことも数回あり、コンディションはいいとは言えない
聞いてみると、下痢になったのは僕だけではなく、貫田さん、大城先生、三戸呂君、五十嵐さんもみんな下痢になった。
標高も少しずつ上がってきて、体調管理が難しくなっているが、下痢の理由は昨日の夕食にあるようだ。
朝ゆっくりと出発する。
出発して間もなく、父が不整脈になった。少し休んで進む。
ポルツェはタンボチェの向かい側にある。丘を登るとタンボチェが見えた。そこから山の斜面を横に移動する。こっちのルートは初めてだが、以外に整備されているのに驚いた。ここから並行にパンボチェまで移動できるとおもったのだが、思いのほかアップダウンがあり、山沿いにタンボチェを中心迂回する、いつまでも対岸のタンボチェから離れることができない錯覚に陥る。
昼食予定地であるチョマレまで、エベレスト街道だったら、3時間程度を考えていたのだが、思いのほか時間がかかり、パンボチェに12時30についた。
そこで多めの休憩をとり、チョマレに向かう。しかし、パンボチェからチョマレの間で2回不整脈が起きた。
大城先生の見解では、一昨日の風邪で熱を出したとき、脱水が進み不整脈が出やすくなったのではという。
だましだましチョマレに到着したが、すでに午後2時近い。雪も降り始め、みんなのコンディションと父のコンディションを考慮して、今日はチョマレ泊まりにすることにした。
急な決定だったため、ディンボチェに向かった荷物をキッチンボーイを派遣して戻さなければいけなくなった。
僕にとっては体調が悪かったので、チョマレ泊まりはありがたかった。
それぞれゆっくりと午後の時間をすごした。
体調の変化、天候の変化など登山中も予期せぬできごとにも臨機応変に対応していかなくてはいけないことを改めて知り、トレーニングの大変さを実感しました。
みなさんの体調が一日でも早く回復することを祈っています。
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