2012年11月1日木曜日

10月20日



10月20日 7:50パクディン(2610m)出発→16:30ナムチェ(3440m)着



《三浦豪太さん遠征日記より》


朝起きたとき、お父さんから相談があった。

「豪太、奥歯が痛くてぐらぐら動いている」といわれて、見てみると確かに、左奥歯がぐらぐらしていて、歯茎も化膿しているように見える。

これはどうしようもないので、今日の目的地であるナムチェバザールに、歯医者がいるかサーダーと確認した。

サーダーは病院はあるが、今日は土曜日なのでやっているのか分からないという。

虫歯の問題は遠征にとって重要で、高所に上がるほどに症状は悪化する。できれば今日中に行って治療を行いたいと思った。

パクディンからナムチェの行程は最初の難関だ。標高2600mのパクディンから3400mのナムチェに移動するため、標高差と行動時間が長く高山病がでやすい。

そのため、ペースを守りながら行くのが重要だが、歯医者さんがやっている時間内にナムチェにつくという思いが気持ちを早まる。

昼食場所であるジョサレには予定よりも一時間早い11時、ナムチェも予定よりも1時間早い午後4時に到着した。

ナムチェにつくと、友人のチミが迎えに来てくれていた。チミに歯医者は今日やっているか確認してみると、土曜日はやっていないが、明日はやっているという。

お父さんには気の毒だが、明日まで我慢してもらうことにした。

ナムチェにつくとお父さんの撮影をする為に自己負担でネパールに来ていた亀川さんと合流、さらに画家の田淵先生もナムチェで待っていた。歯痛で食べれぬお父さんには悪いが、みんなでヤックステーキ(ヤック=高所に住む牛)で再会をお祝いした。


 
荷物を背負う三浦校長

エベレスト街道トレッキング中
 
 
 
順調にトレーニングを進めていらっしゃるようです。
引き続きがんばってください!


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