10月22日 10:00~16:00 ナムチェ高度順化
《三浦豪太さん遠征日記より》
昨日も行ったのだが、今日もゾルカンの丘に行って朝のエベレストに挨拶してきた。
ゾルカンの丘はナムチェで最も綺麗にエベレストが見えるポイントで、僕がナムチェにいるときは必ず朝飯前にここに山を見にくる。
昨日も五十嵐さん、大城先生、三戸呂君を連れてきたが、今日は貫田さんも加わりみんなで朝のエベレスト、アマダブラム、コンデリの巨大なヒマラヤパノラマを楽しんだ。
朝食が終わると、全員でエベレストビューホテルを目指した。
エベレストビューホテルは、日本人の宮原巍さんが建てた世界で一番標高の高い所にあるホテルでそこから眺めるエベレストの景色も世界一だろう。
ゆっくりと2時間かけながらホテルにたどり着く。
今日は快晴!!! 素晴らしいエベレストの景色をバックにみんなでミルクティーを飲む。
エベレストビューホテルの地鶏を使った親子丼も有名だが、今日はピンゾーさん家族が昼食を用意してくれているので我慢して、シャンボチェに行く。
ピンゾーさんの所に着くと、色とりどりのイタリア風野菜ピクルスがあった。オリーブオイルとほのかな酸味が絶妙である。
そしてパスタとカレーが出てきた。
妙な組み合わせだが、パスタのゆで加減と味付け、そしてヤックのチーズが絶妙のコンビネーションでおなかを満たす。
おかげでカレーもおいしいのだが、そこまで行きつかなかった。
チミは以前、ロブチェにあるイタリア人が持っている「ピラミッド」といわれる測候所に勤務していたことがある。ここのイタリア人に本格的なイタリアン料理を教わったという。
チミの奥さんもイタリア留学経験があり、二人の料理の腕前は絶品だった。
おなかも満足に、食事のお礼をいい、ナムチェに戻る。
ピンゾーさんの手作り料理
三浦校長
三浦校長と大城ドクター
日本人の宮原巍さんが建てた世界で一番標高の高い所にあるエベレストビューホテル、私も行ってみたくなりました。
この2日間は高度順化という、標高の高い場所に体を慣らすトレーニングでしたが、明日からはまた少しずつ高いところへと進んでいくようです。
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