10月19日 7:40カトマンズ(1300m)出発→14:50パクディン(2600m)着
《三浦豪太さん遠征日記より》
いよいよ、ロブチェイーストを目指して出発する。朝5時、まだ外は暗いうちに起きたが、時差ぼけのためそれほど苦労せずに朝は起きることができた。
今回のメンバーは三浦雄一郎、貫田さん、五十嵐さん、大城先生、三戸呂君、そして僕というメンバーだ。
今回の遠征の目的だが、来年のエベレストを見据えて、三浦雄一郎の体調確認、体力向上と技術向上にある。
ロブチェイーストを選んだのは、6000mを超えるトレッキングピークでありながら、最後の部分は比較的技術が必要とされるからだ。そのため、日本からはすでに別送便で食糧や登山道具を送っておいた。これらの荷物を昨日から、貫田さん、五十嵐さん、三戸呂君で確認、隊と一緒に出発する手配をしてもらった。
僕達を乗せた飛行機は順調にルクラに到着した。
久しぶりのヒマラヤの希薄な空気を肺に吸い込む。
澄み渡った空気の中にヤックの糞を燃料とするストーブの煙が刺激臭となりせき込む。
天気は晴れ、いつもお世話になっているナワヨンデンさんのホリデイロッジに入り、トレッキングのスタンバイをする。
ルクラの標高2800mから2600mのパクディンはおおむね下り、農村とバティ(お茶屋)が並ぶ街道をヤック、ポーター、海外のトレッカーとすれ違いながら歩いて行った。
お父さんの調子はよさそうだ、登りもそれほどペースが落ちずにしっかりとした足取りでマイペースで進む。
パクディンには2時30分には到着したが、僕達の宿は町を抜けて、デゥーデゥコシ川を越えた先にあるSunrise Lodgeというロッジだった。とても綺麗なロッジで、それぞれの部屋に水洗トイレがあった。これまでパクディンで泊った中で最も快適なロッジだった。
三浦校長&豪太さん ロッジにて
トレッキング中の三浦校長
いよいよ本格的に三浦校長のトレーニング遠征がスタートしました。
無事にトレーニングを終えられることをお祈りしています。
校長、トレーニングがんばってください!